2010年8月18日水曜日

【詳細版】自画持参@250 DOORS

先日速報版でお伝えした自画持参(Bring You Own)ワークショップ。その様子をさらに詳しくご紹介します。

今回の参加者は19名で、3つのグループに分かれてすすめました。
使った道具は「ペン」、「フセン紙(一人3枚ずつ)」、「カゴ2つ」、「ホワイトボード」、「i phone(時間を計る用)」のみ。

はじめに山崎から自画持参の趣旨と進め方を簡単に説明し、ワークショップがスタートしました。


まず、3枚の紙のうち1枚に自分の名前を書き、カゴに入れてもらいます。次に、残りの紙2枚に今回話し合いたいテーマを1つずつ書いてもらい、もうひとつのカゴに入れてもらいます。今回は「大阪」に関するテーマを考えていただきました。


これで準備は完了です。

最初にテーマのカゴから1枚紙を引きます。そしてそこに書かれているテーマについてどんな話をするかを2分間で考えてもらいます。みなさんかなり真剣に考えておられ、この時間は会場が静まり返っていました。


2分立ったら名前のカゴから紙を1枚引いて発表者を決めます。緊張の一瞬です。


当たった人には、考えた話を前で発表してもらいます。発表時間は2分間ですが、みなさん短い時間の中でテーマに沿った話をオチまでつけて話されていて見事でした。


次は5分間のディスカッションタイムです。テーマについてグループごとに話し合います。かなり話が盛り上がり、5分間では中途半端に途切れてしまうため、最後のディスカッションは7分に延ばしてみました。


その後は発表者の人が紙を引いて、次のテーマと発表者を決めるという形でどんどん進み、1時間半の間に4回ローテーションすることができました。


途中からは山崎自身もワークショップに参加。ファシリテーターがいらないので、全員が同じ立場で参加可能なのがこのワークショップの面白いところです。


すべてのトークテーマが使われるわけではない、全員が発表できるわけではない、という状況が、「せっかく考えたトークテーマや話の内容を発表したい!」という参加者のみなさんの思いを盛り上げ、活発なディスカッションにつながっているのが印象的でした。


この「自画持参(Bring Your Own)」はオープンソース型のワークショップです。いろいろな人がいろいろな場所でこの方法を試し、その結果や改善点を出し合いながらどんどんブラッシュアップしていこうという趣旨でつくられています。
というわけで、このブログでも、参加者のみなさんから続々といただいている感想・ご意見をまとめて発信していきたいと思っています。

ただいまとりまとめ中ですのでもうしばらくお待ちください。

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