2009年6月1日月曜日

南洋堂へ

14時に成田空港到着。東京へ向かい、16時30分に神田の南洋堂にて建築系ラジオの収録。建築家の松田達さんがナビゲーターをつとめる収録で、会場には多くの建築関係者が集まっていた。山田さん、五十嵐太郎さん、勝矢さん、南後さんと久しぶりに再会する。松田さんの進行によって、なぜランドスケープデザインに関わっていたのにパークマネジメントやコミュニティデザインの仕事をするようになったのかについて/現在進行中のプロジェクトについて/参加型でプロジェクトを進める際のコツなどについてお話した。今日はたまたま、博報堂さんと進めていた「震災+デザイン」プロジェクトの経緯をまとめた本『震災のためにデザインは何が可能か(NTT出版)』が店頭に並ぶ日。南洋堂さんが現物を用意してくれたので、どんな想いから「震災+デザイン」プロジェクトを立ち上げたのか、その成果はどんなものだったのか、今後の予定はどうなっているのか、などについてお話した。

18時に赤坂の博報堂にて、「震災+デザイン」プロジェクトの小塚さんと高橋さんに挨拶する。今回のプロジェクトの振り返りや今年のプロジェクトに関する事前打合せを兼ねたミーティングを行う。「+デザイン」プロジェクトは、今年から「生活造形」プロジェクトという名前に変えて、新たなテーマについて参加者とともに考えていくつもりである。

19時から同じく赤坂にて、マルモ出版の尾内さんと食事。「震災+デザイン」の話や『ランドスケープデザイン』誌で連載している鼎談の話、水都大阪2009でお世話になっている北川フラムさんの話などで盛り上がった。雑誌の編集に携わる人は現場で闘う人たちの充実感をうらやましく思うことが多いようだ。現場で戦う人間にしてみれば、ついつい近視眼的になってしまう思考を広げてくれる雑誌や書籍の重要性を実感している。尾内さんには、ぜひ編集の世界で活躍してもらいたい。

21時に羽田から大阪へ向かう。久しぶりに戻ってきた大阪では、すでに新型インフルエンザは懐かしい存在になっていた。マスクの流行はインフルエンザの流行より早く過ぎ去って行ったようだ。

0 件のコメント: