2008年10月4日土曜日

益田市長(福原慎太郎さん)

先日訪れた匹見は、益田市に合併された地域である。この益田市の市長は僕と同じ年の1973年生まれである。

35歳で市長になるというのは若いようにも感じるし、明治維新の頃を考えると妥当な年齢であるような気もする。その所信表明を読むと若い世代の新しい時代感覚をうかがうことができる。これまでのやり方が成立しない時代であること、答えを先進国や先進事例に求めることができない時代であること、高度経済成長期につくってきたシステムを作り直さなければ対応を誤る危険性がある時代であることなど、共感できる部分が多い。国の補助金や交付税を当てにしないという態度も共感できる。市民「一人ひとりが考え、行動し、責任を取る、そうした自主独立の気概を持つこと」が大切だとする考え方も重要であり、これからの市政における基本的な考え方になるだろう。

こうした若い世代の首長がどんな人なのか、一度直接会って話をしてみたいと思う。市政について一緒にできることがあれば取り組んでみたいものだ。

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